ホテルマン時代の教訓『情けは人の為ならず』

ゴールデンウィークも終わり新しい朝がやってきました。

この時期は新入社員だった頃を思い出します。

 

19年前に第一ホテル大分オアシスタワー(現在のオアシスタワーホテル)に入社し、第一ホテル東京のレストランサービス研修を経て、宿泊部フロントに配属されました。

 

業務に慣れるまでの最初の3ヶ月ぐらいは心身共にきつくて、出勤時にホテルを見ただけで気分が悪くなっていました。

 

当時の宿泊部長によく言われた言葉は、

「情けは人の為ならずだ。いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるから誰にでも親切にしろ」でした。フロントスタッフ同士や、他部署のスタッフのやりとりに気を配れという意味で言われていました。

 

お客様はホテルに来てから帰るまで様々なスタッフからサービスを受けるが、一人でも対応がよくなかったら、他のスタッフの対応が良かったとしても、あのホテルはサービスが悪いと判断する。ホテルはチームでお客様と向き合っていることを忘れるなと言いたかったんだと思います。

 

今思えば、ホテル業のみならず、全ての企業や生き方にも当てはまる言葉だと感じます。

新入社員の頃を忘れず、情けないことはせず、社外広報部として今日も取り組んでいきます。