
【Cabooosu 365日Blog:1922投稿目】
大分市のSNSマーケティングコンサルタント幸野寛です。
「SNSを始めたいけれど、誰がどのように投稿するのか曖昧で、結局うまく運用できていない」 「社員が自由に投稿してしまい、トラブルにならないか不安だ」 中小企業の経営者から、このような声をよく耳にします。SNSは会社の認知拡大や販路拡大、採用活動に有効な手段ですが、ルールがない状態で運用するとリスクが高く、成果につながらない のが現実です。 特に小規模組織では「担当者任せ」「投稿が思いついたときだけ」という運用に陥りがちです。その結果、情報発信が不定期になり、ブランドイメージもバラバラ…。これではせっかくのSNSが逆効果になりかねません。 そこで重要になるのが、社内でSNS運用ルールを整備すること です。では、ルール作りの際に押さえておくべき3つのポイントを見ていきましょう。
中小企業がSNS運用ルールを作るときの3つのポイント
① 投稿内容とコンテンツの基準を明確にする
SNS運用における一番のリスクは「不適切な投稿による炎上」です。これを防ぐためには、投稿する内容や表現の基準を最初に決めておく必要があります。
例えば、
- 扱うテーマ(商品紹介/事例紹介/社員紹介/お客様の声など)
- 投稿してはいけない情報(顧客データ、社内の機密情報、政治的・宗教的発言など)
- 使用する言葉のトーン(フォーマル/カジュアルなどブランドに合った文体)
こうした基準を文書化し、全社員に共有しておくことで「誰が担当しても会社の方針に沿った投稿ができる」状態を作れます。
② 役割分担と承認フローを決める
中小企業では「SNS担当=若手社員1人に丸投げ」というケースが少なくありません。しかし担当者に権限と責任を集中させると、投稿が止まったりトラブルに発展するリスクがあります。
そこで必要なのが役割分担と承認フローです。
- コンテンツ作成担当:写真や文章を準備する
- 承認担当:内容をチェックし、投稿可否を判断する
- 分析担当:効果測定を行い改善につなげる
少人数の会社でも、最低限「作成者」と「承認者」を分けるだけで、リスクは大幅に減ります。ルール化しておけば属人的にならず、引き継ぎもしやすくなります。
③ 投稿頻度とスケジュール管理を仕組み化する
SNSは継続が命です。良い投稿を一度しても、その後が止まってしまっては意味がありません。だからこそ「どのくらいの頻度で、どんな内容を投稿するか」をルール化することが重要です。
例えば、
- 週3回投稿(火・木・土)を基本とする
- 月1回は社員紹介、月2回は商品紹介を必ず入れる
- 投稿カレンダーを作成し、全員で共有する
こうしたルールを設けることで、投稿が不定期になるのを防ぎ、企業アカウントとしての信頼感を高められます。さらにスケジュールを「見える化」することで、経営者自身も発信状況を把握でき、方向修正がしやすくなります。
まとめ
SNSを販路拡大や集客につなげるには、まず社内の運用ルールを整えることが不可欠です。
その際のポイントは、
- 投稿内容と表現の基準を決める
- 役割分担と承認フローを整える
- 投稿頻度とスケジュールを仕組み化する
この3つを押さえることで、トラブルを防ぎながら一貫性のある情報発信ができるようになります。結果として、会社の信頼性を高め、販路拡大や採用促進につながる「資産となるSNS運用」が実現します。「SNSを始めたいけどルール作りに不安がある」——そんな時こそ専門家のサポートが役立ちます。初期設計から運用まで一緒に仕組みを作り、御社のSNSを成果につながるツールに育てていきましょう。
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