【大分SNSマーケティング】SNS採用を促進するための初期設定ポイント

【Cabooosu 365日Blog：1887投稿目】

大分市のSNSマーケティングコンサルタント幸野寛です。

現在、求職者の多くは求人情報だけでなく、企業の「雰囲気」や「価値観」、「働く人のリアルな声」をSNSを通じてチェックしています。特に若手・優秀な人材ほどSNSを活用して情報収集をしており、企業にとってSNSは採用活動の強力なツールです。そのためには「何を、誰に、どう伝えるか」を明確にしておく初期設定が重要です。

SNS採用を促進するための初期設定ポイント

① 採用ターゲットの明確化

何歳くらいの人？どんなスキル？どんな価値観を持っている人？を言語化しましょう。たとえば、「20代前半でSNS運用のスキルがあり、成長意欲の高い人材」など。ターゲットが明確になると、投稿内容や使うSNSも適切に選べます。

▶ 例：「美容室のSNS運用を任せたい20代の感度が高い女性」→ InstagramやTikTok中心に。

② 自社の魅力・働く環境の言語化と可視化

働くうえでの魅力（例：風通しの良さ、成長支援制度、やりがいのある仕事など）を明文化しておくことで、発信内容に一貫性が生まれます。 SNSでは、文字だけでなく「写真・動画」で見せることも重要です。

▶ 例：

オフィス風景の写真
社員インタビュー動画
1日の仕事スケジュールを紹介する投稿など

③ 使用SNSと投稿のトーン・ルール設定

ターゲットに合ったSNSプラットフォーム（Instagram／X／TikTok／YouTube など）を選定し、投稿のトーン（親しみやすい・真面目・おしゃれなど）を統一しましょう。担当者が複数いても、内容にブレが出ないようルールを設けることが大切です。
▶ 例：

Instagramではカジュアルに社内風景を発信
YouTubeでは丁寧な社員紹介や会社紹介動画を配信
トーンは「フレンドリーで信頼感のある言葉づかい」

まとめ

SNSを採用に活用するためには、「誰を採用したいか」「自社の魅力は何か」「どう見せるか」を事前にしっかり設定することが重要です。この初期設定が明確であればあるほど、求職者に刺さる発信ができ、採用の質と効率が格段に向上します。SNSを単なる広報ツールではなく、“採用戦略の柱”として活用していきましょう。