SNS広報の業界別KPI設定【大分SNSマーケティング】

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大分市のSNSマーケティングコンサルタント幸野寛です。

今回は中小企業のSNS広報におけるKPI（重要業績評価指標）の設定は、業界ごとに異なる目標や成果を測定することが重要です。ここでは、業界別に具体的なKPI設定の目安を3つに絞ってわかりやすく説明します。

飲食店のSNS広報は、来店誘導やメニューの認知向上が目的です。そのため、来店や予約など、実際の行動に結びつける指標がKPIの設定の中心になります。

具体的なKPI設定：

• フォロワー増加率: 新メニューやキャンペーンを行った際、フォロワー数がどれだけ増加したかを測定します。月ごとに成長率を追うことで、拡散力や影響力の把握が可能です。
• 予約数・来店数への影響: SNSキャンペーンを行った際に、SNSから予約ページへのアクセス数や、実際に来店・予約に繋がった数を測定します。
• 投稿エンゲージメント率: キャンペーンや新メニューの投稿に対して、どれだけ「いいね」や「コメント」があったかを測定します。顧客の興味や反応を知ることができます。

小売業界では、製品の露出と販売数の向上が重要な目標となります。オンラインショップへの導線や、SNS経由での売上の増加がKPIになります。

具体的なKPI設定：

• ウェブサイトへのトラフィック: SNS投稿や広告から、オンラインストアへのアクセス数を追跡します。SNS経由のトラフィックを測ることで、プロモーションの効果を確認できます。
• CTR（クリック率）: 投稿や広告に対するリンククリックの割合を測定します。商品の購入ページへの誘導力を評価できます。
• 購入コンバージョン率: SNSを介してサイトに訪問したユーザーが、どれだけ商品を購入したかを追跡します。SNS経由の売上を測る重要な指標です。

サービス業では、予約数や口コミによる顧客の獲得が重要です。SNS広報を通じて、実際に顧客がサービスを利用するかどうかを測る指標がKPIとなります。

具体的なKPI設定：

• 予約フォームへのアクセス数: SNS経由での予約フォームへのアクセスを測定し、プロモーションの影響を確認します。キャンペーン後に予約数が増えたかを追跡します。
• 顧客レビューや口コミ数: SNS上でのレビューや口コミの数・内容を追跡します。ポジティブなレビューは、新規顧客を誘導するための社会的証明になります。
• UGC（ユーザー生成コンテンツ）の数: ユーザーが自発的に投稿したコンテンツ（施術後の写真など）がどれだけ増えたかを測定します。顧客満足度とSNSの拡散効果を評価できます。

業界ごとに目的が異なるため、SNSの効果を正確に測るKPIの設定は重要です。以下が業界ごとの目安です：

• 飲食業界: フォロワー増加率、来店・予約数、投稿エンゲージメント率
• 小売業界: ウェブサイトトラフィック、クリック率、購入コンバージョン率
• サービス業: 予約アクセス数、口コミ数、UGC数

これらのKPIを活用して、SNS広報の効果を継続的に測定・改善することが、成果に繋がる広報活動を実現します。

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