【Cabooosu 365日Blog:899投稿目】
大分市のSNSコンサルタント幸野寛です。
大分県の中小企業経営に役立つ情報を
“毎日更新” 365日ブログ。
今回は企業のSNSアカウントを
社員にまかせるメリットとデメリットについて
お伝えします。
SNSは親しみ・人間味でつながる
多くの企業がSNSアカウントを持って
情報発信を行っています。
SNSでは親しみのある投稿方が人気があるため、
かしこまったプレスリリース文章ではなく、
個人が友達とコミュニケーションを
とるような投稿が求められます。
通称“中の人”と言われるような、
企業アカウントから運営者個人が
浮き上がる方が情報を拡散されやすい特性があります。
しかし、良い面ばかりではなく、
中に人の発信内容に
企業内の取り決めやチェックがない場合、
大きなリスクとなるケースもあります。
個人がノーチェック発信可能なデメリット
千葉県の私鉄・小湊鐵道線などを運営する
小湊鐵道の公式ツイッターの“中の人”が
クビになったとして、ネット上で騒動となっています。
人間味あふれた投稿が人気で、
フォロワーが1.7万人いるアカウント。
企業経営の視点からの問題は、
- 投稿してきた担当者が解任に不満を持っていること
- 次の担当者に引き継ぐまで公式アカウントが
さわれないようにパスワードを変えられたこと
など、企業のメディアが企業の同意を得ずに、
投稿されたり、アカウントがさわれないように操作されていること。
この騒動により、小湊鐵道は、
- 社員をコントロールできない
- 自社メディアをコントロールできない
といったマイナスイメージを広げてしまっています。
企業がSNSを運営する場合は、
親しみのある投稿を誰もができるようにルール化すること、
個人が全てコントロールできないように管理すること、
以上のような注意が必要です。
あなたの会社では、どのようにSNSを運営していますか。
【 参 照 】
https://www.excite.co.jp/news/article/Real_Live_200023882/
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