孫のSNSが閉館旅館の予約を埋める

【Cabooosu 365日Blog：837投稿目】

大分市のSNSコンサルタント幸野寛です。
この３６５日ブログでは
大分県の中小企業経営に役立つ

SNSマーケティング情報をご紹介します。

廃業を決めた旅館と集客を決めた孫

毎日３０人以上ほどが宿泊し

満席状態が続いていた

伊豆の国市の旅館。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、

中国からの宿泊客が途切れたことで

３月いっぱいで閉館が決まりました。

窮地の旅館の予約が埋まり始めています。

きっかけは、旅館の女将の孫が発した

ＳＮＳのメッセージ。

「だいすきなおじいちゃんが

　残してくれたこの旅館を

　最後まで１人でも多くの人にきてもらいたい」

ＳＮＳに旅館への思いを投稿したところ

一気に拡散し「いいね」は２７万件超。

予約の連絡が入り始めました。

助けを求める人と何か役に立ちたい人

企業や旅館、お店などが廃業した時に、

「もし知っていれば行っていたのに・・・」と

かつてのファンにとっても悔いが残る時があります。

ビジネス上の関係だけではなく、

「思い入れがある」「応援したい」という

思いも顧客の立場にはあります。

企業が正確に自社の状況を伝えることは

もちろん自社の事業継続・発展に関係し、

今までお世話になってきた顧客に対する

社会的責任を果たすことでもあることが

伊豆旅館のケースから読み取ります。

あなたの会社では現状を

あなたの大切な顧客に

伝えていますか。

【 参照 】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000013-sut-l22

前日のブログはこちら＞＞＞YouTubeで呼びかけ｜今だからこそ、ホワイトデーに花を