大分トリニータのSNSマーケティング

【Cabooosu 365日Blog:517投稿目】

大分市のSNSコンサルタント幸野寛です。
この365日ブログでは
大分県の中小企業経営に役立つ
SNSマーケティング情報をご紹介します。

 

社内で運用できないSNSマーケティング

昨日のブログは、

会議の生産性を高めるために

チャットアプリ『slack』を導入した

株式会社大分フットボールクラブの事例をご紹介しました。

 

>>>トリニータを変えたチャットアプリ

 

今日も引き続き、

株式会社大分フットボールクラブの

経営改革室の神村室長の講演より

中小企業の経営に役立つ取り組みをご紹介します。

 

ちなみにサッカーJ1のチームの年間売上

平均は40億円。1位は浦和レッズで80億円。

大分トリニータは、今季16億円が目標。

 

地方のチームで売上見込みが限られる中で

運営スタッフに求められることは

いかに生産性を高めて働くかということ。

 

そんな運営スタッフの悩みの1つに

SNSマーケティングがありました。

  

外注でプロに任せる

試合結果やイベント情報など

チームとして発信しなければいけないことは

多数あるのに、社内スタッフでSNS発信ができない…。

 

悩みを解決させるために活用したのは

アウトソーシングでした。

  • SNS運用・・・東京のSNS関連会社に務める人
  • ECサイト運用・・・東京のZOZOに務める人

東京で専門的に働いている人が

副業としてトリニータのSNSと

ネットショッピングサイトを運用しています。

 

週に1回の会議はネット会議。

 

SNSに関しては

トリニータのスタッフは写真を撮って

メールで送るだけでプロが加工し、

スライド動画にしてSNS更新をします。

 

副業を推進し社内スタッフの地力アップ

こういった流れは

時代が副業を推進していることもあり

東京のプロに依頼しやすくなっているという

背景もあります。

 

しかし、アウトソーシングに頼むばかりでは

自社のスタッフは育たないのではないでしょうか。

 

神村室長はこの問題にも着手し、

トリニータは東京オフィスを設けて

大分からスタッフを出向させたり

スタッフに積極的に副業を進めて

成長を促しています。

 

2050年に大分でJ1チームは存続できるのか

2016年に経営改革室に着いた

神村氏はもともと会社経営をしていた方。

 

講演から受ける印象は

クールに状況を見ているところ。

 

例えば、少子高齢化が進み

大分県の人口が減少する中で

トリニータの来場者も減少していくと

2050年にはチームとして存続できるのか?

 

という大きな課題を見据えている点です。

 

経営者の仕事は企業の持続的な成長を実現させること。

先を見据えた働き方改革・経営改革が

待った無しなのはサッカーチームだけではなく

中小企業全てに必要なことだとわかる講演でした。

 

あなたの会社では

2050年を迎えるために

どんなことを行っていますか?



大分県の中小企業SNSマーケティング・ニュースレター作成専門家|代表 幸野寛プロフィール↓


SNSセミナー講師実績(一部紹介)

SNSと紙媒体を組合せた新しい広報術(主催:大分県産業創造機構)

ソーシャルメディアのビジネス活用

(主催:豊後大野市雇用創造機構)

中小企業のためのSNS人材獲得セミナー