後発企業の優位性

【Cabooosu 365日Blog：753投稿目】

大分市のSNSコンサルタント幸野寛です。
この３６５日ブログでは
大分県の中小企業経営に役立つ

マーケティング情報をご紹介します。

激戦化する動画サービス市場

消費者に映像作品を直接届ける

ネット動画サービス。

ネットフリックス、アマゾンプライム、

huluなど様々なサービスがシェアを

奪い合う激戦区の市場に

ディズニー＋が11月から参戦。

後発のディズニー＋は、

1年以上前から予告を流し

サービス開始初日には

契約者は1千万人を超える結果に。

先発優位と後発優位

市場参入には先発優位と後発優位という

２つの考え方があります。

先発は、最初であることで

その製品カテゴリーの代名詞となることができ

後発に対して心理的な参入障壁を形成することができます。

反面、価値を伝えるための宣伝広告費が必要になり

かつ、後発企業に簡単に真似できない技術力が必要になります。

後発は、既に市場が創られているので、

宣伝広告は、製品価値を伝えるのではなく、

ブランド訴求をするのみで良い。

また、先発企業の失敗事例を観察できるので、

技術開発について無駄な投資が抑えられるというメリットがあります。

ディズニー＋は、自社が保有する

「ディズニー」「マーベル」「スターウォーズ」など

豊富なコンテンツ力と他社より価格を安くする戦略で

市場に参入してきました。

また映画とディズニー＋を

クロスオーバーする展開も予告しています。

動画サービスに限らず、安泰な市場はありません。

あなたの会社の市場に

後発企業が参入してきた場合、

どのように対応しますか。

【 参照 】

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO53641880Q9A221C1H56A00/

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