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お店で売らずに売上を上げる仕組み

【Cabooosu 365日Blog:668投稿目】

大分市のSNSコンサルタント幸野寛です。
この365日ブログでは
大分県の中小企業経営に役立つ

WEBマーケティング情報をご紹介します。

 

お店は売る場ではなく体験の場へ

ネットで手軽に商品が購入できる時代に

実店舗を持つことにどんなメリットがあるのでしょうか。

 

店舗を売る場ではなく体験場に変えて

営業に取り組む企業があります。

 

オーダーメイドスーツを販売する

FABRIC TOKYO(東京都渋谷区)は

リアル店舗で働く店員に

売り上げノルマを課していません。

 

店舗スタッフに求められていることは

即時的な売り上げの数字ではなく

リピート率やユーザーデータの収集。

 

その結果、ユーザー情報の蓄積は10万件以上、

ユーザーのリピート率は業界平均の1.5~2倍。

売り上げは2017年から19年まで3期連続で200%成長。

「売らない」ことが売り上げにつながっています。

ノルマを課さないことが働き方改革にも

ユーザーは店舗で身体計測したデータを

クラウド上に保管し自分の好きなタイミングで

サイト上からスーツを購入できる。

 

顧客にとってのメリットは

来店時に売り込まれる圧力から解放され

じっくり商品を手にとって見ることができ、

またスタッフに相談できること。

 

スタッフにとっては、
ノルマから解放されることで

来店顧客に親身に接客でき、
やりがいを持って働くことができる。

 

店舗の目的を変えることで

顧客満足度も社員満足度も向上し

売上もアップするという結果に。

ネット時代の小売店のあり方の

参考になる事例です。

 

あなたの会社では実店舗を

どんな場所として活かしていますか?

 

【 参照 】
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1909/27/news087.html



大分県の中小企業SNSマーケティング・ニュースレター作成専門家|代表 幸野寛プロフィール↓


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