【Cabooosu 365日Blog:415投稿目】
大分市のSNSコンサルタント幸野寛です。
365日ブログでは大分県の中小企業経営に
役立つSNSマーケティング情報をご紹介します。
企業SNS運用には「中の人」が必要
SNSをマーケティングに活用する
企業は増え続けています。
フェイスブック、インスタグラム、
ツイッターなどの企業SNSアカウントから
商品やサービスの情報を中心に
日々発信されています。
そもそもSNSは友人同士の
コミュニケーションツール。
プレスリリースのような
必要最低限なビジネスライクな
情報発信ではSNSで関心をもたれません。
そこで、
企業の広報担当者や広報キャラクターが
人間味のある情報発信を行い
いろんな人と繋がることが必要です。
この方法を企業内の人が行うということで
ネット用語で「中の人」のSNS活用と言われます。
中の人のツイッター広報終了宣言
鳥取県の印刷会社マルカゲ印刷の
ツイッター担当者が1月24日に
企業公式ツイッターアカウントで
こんなツイートをしました。
「社長より『お前のやっていることは
仕事でもないし、ブログすべて無駄。
すぐ製品を収めて入金してもらうことが
仕事として正しいので、今すぐやめろ』
と言われたので、ツイッターでの
宣伝広報は今後いっさいしません」
このツイートから読み取れることは
社長はすぐに売上に繋がる
宣伝広報を求めていること。
中の人のブログ、ツイッターは
すぐに売上に繋がっていないから
会社の方針に合わないということ。
外の人がどう思い自社にとってプラスか
経営者として宣伝広報に
費用対効果を求めることは必須。
しかし問題は、経営者の発言そのものを
中の人が企業の顔として
企業SNSアカウントで発信することで
見ている外の人がどう感じるかという印象です。
- この会社はすぐ売上を作らないといけほど困っている
- 社員の広報活動に無駄だからやめろという経営者
- 社長とのやりとりをそのままツイートする社員
- 経営者と社員はうまくいっていないんじゃないか
- ファンとの交流よりすぐ売上第一主義の会社
以上のようなマイナスイメージを
たった1回のツイートで広く多くの人に
伝えてしまっています。
親しみが大切とはいえ
企業の公式アカウントを
ルールもなく1人に任せることは
リスクがあり企業にとって
マイナスプローモーションに
なってしまう可能性が
高いことがわかる事例です。
あなたの会社のSNS中の人は
どんなルールのもと宣伝広報を
行っていますか?
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