お茶・海苔の包装資材メーカー『株式会社吉村』の
橋本社長のお話の中で印象に残っている言葉があります。
経営不振の時、商品を安売りして乗り切ろうという案が出た時に、
「サッカーは手を使わないから足技が発展した。
もし手が使えれば足技は発展しなかっただろう。
では経営で安売りを続けていれば安売り以外の
営業は発展できない。安売りをやめよう。」
とサッカーに例え話が飛び出し、
この日から安売り以外の営業策に取り組み
ずっと黒字化を続けているそうです。
中小企業は価格競争では大企業に負ける。
価格以外の価値で勝負をしようという話。
橋本社長は、スタッフ全員がわかる言葉で経営する
「ひらがな経営」を行なっていますが、
わかりやすい例えは、伝わりますね。