人材の確保と定着のためにできること

来年春に大学卒業予定の就活生 に対して、6月から企業の採用面接が解禁になりました。「年々、人 材の確保が難しくなってきている」 との声を、経営者の皆様からよく 聞きます。日本は少子高齢化が進み、確実に生産年齢人口( 15 歳〜 64 歳)は減少中です。事業安定の ためには、『人材の確保と定着』が 重要な課題になってきました。

 

厳しい現状の中、人材の確保のために、どんな採用活動が行われ ているのでしょうか。先日、弊社のクライアント様より、過去のニュースレター増刷依頼を受け、 理由を聞くとこんな答えをいただきました。 「企業説明会で、就活生と話をした後に、詳しくはこちらをどうぞとパンフレットを渡しているが、 パンフレットでは、経営理念や沿革など必要最低限の企業情報しか伝わらない。社内の雰囲気や社員 研修の様子、経営者のキャラクター や考えていることなどが掲載され、定期的に発行されているニュー スレターなら、就活生が実際に就 職して働いた時の姿がしっかりイ メージできると思ったんだ。今後は、パンフレットとニュースレター を一緒に渡すことにするよ」

 

もともと、企業と顧客との絆を強くする目的で作っていたニュースレター が、企業と就活生を結ぶお役に立てるんだ、とクライアント様から教えてい ただきました。就活生からすると可能な限り企業について知った上で、自分に合った企業を決断したいところ。マイナビ調査の、就活生が企業を選ぶ時のポイント上位は、1位『社員の人間 関係の良さ』、2位『企業経営が安定している』、3位『自分が成長できる環境がある』とのことなので、パンフレットから溢れ出る、生の企業の声や 動きを伝えるニュースレターは、採用活動で力を発揮してくれそうです。

 

しかし、せっかく確保した人材 が早期離職をしたら、確保・育成 の労力は水の泡となります。確保した人材をどうやって定着させる のか。この件も、クライアント様の声からヒントをいただきました。 「ニュースレターを読んだスタッフが、『社長が今何を考えているのか、 他部署にどんなスタッフがいるのか、 よく分かりました。改めて自社のことを知る機会になってます』って言ってたよ」とのこと。大卒の早期離職理由として、『職場の人間関係が悪かった』 が上位に上がる現状、職場の潤滑油と してニュースレターが、人材定着のお 役に立てるかもしれません。

 

企業と顧客との関係同様に企業と人材も長いお付き合いをしていくためには、一過性の美辞麗句ではなく、生の声を伝え続けることが大切かもしれません。あなたの会社では、今どんな情報発信をしていますか?