広報は社外のみならず社内スタッフにも必要

社外でも社内でも信頼の絆は伝えることで強くなる



 

昨夜は、大分県中小企業家同友会の年に一度の定時総会に参加してきました。

 

会場の大分市のレンブラントホテルには、150人近くの中小企業家の皆さんが出席。

先月Cabooosuが入会した別府支部では、例会参加者が30名ほどだったので出席人数の多さに驚きました。

 

総会の記念講演では、福岡県の同友会代表理事である中山英敬社長による報告が行われました。

中山社長は、コールセンター業務を行っている株式会社ヒューマンライフの代表取締役。

 

報告では、41歳で大手会社をやめ独立した時からの中川社長の苦難の歴史が語られました。

 

銀行がお金を貸してくれず、破れかぶれで飛び込んだ銀行の支店長が貸してくれて創業時助かった話など、

いろんなエピソードがありましたが印象深かったのが経営指針の社内共有の話です。

 

「同友会に入会し経営指針を作ったので、ホテルの宴会場をかりて取引先を呼び盛大に発表した。

しかし、社内スタッフには幹部にしか伝えていなかったため、指針が浸透していなくてバラバラ。

同友会の先輩に聞くと、外部への情報発信は必要だが内部の発信の方が重要と言われハッとした」

 

先輩からの言葉で、スタッフひとりひとりとコミュニケーションをとり、

声に耳を傾け、指針を伝え続け社内の雰囲気がよくなり業績も上がったそうです。

 

経営者が思いを伝えて、知ってもらい信頼の絆を深めることは、

社外の人だけでなく、社内の人にも必要なことが分かりました。

 

同友会に参加して感じるのは、報告者の実践の裏付けがあるので

とても説得力があるなということ。

学んだことを自社にもお客様にも活かせるようにこれからも精進したいと思います。